2015年7月20日月曜日

気まぐれパニーノ『ファリナータのパニーノ』

本日より変わりました、”気まぐれパニーノ”
今回は、

『ファリナータのパニーノ』


今回はオレガノ+パルミジャーノチーズが少し入っています。

豆特有のホクホク感としっとりとした生地が特徴で、ボリュームある一品。


そもそも、「ファリナータ」って何?

という方はコチラもご覧ください。→去年の記事



ファリナータの主材料は「ひよこ豆」(エジプト豆)です。

イタリアでは「CECI」=チェーチと呼ばれています。
日本で売られているものにはスペイン語で、
「GARBANZO」=ガルバンソと書かれているものをよく見かけますね。
ひよこ豆はトルコからインドへ渡り、

古代ローマ時代には、すでに大衆的な食物となっていました。
そして、「ファリナータ」はイタリア・リグーリア州の郷土料理。

世界遺産の「チンクエ・テッレ」があるのもここリグーリア。


この風光明媚な地域は、そのまま南フランスの「リヴィエラ」へと続き、

温暖な気候も手伝って国際的な観光地の一つにもなっています。


話は戻って、「FARINATA」=ファリナータ。


語源はイタリア語で粉を意味する「FARINA」=ファリーナから来ているそうです。

なのでひよこ豆ではなく粉から作られるファリナータもあるのだとか。

地域ごとに色んなバリエーションもあってまさにその土地に根付いた料理。

もちろん食べ方もそれぞれで、

nishicoのようにパニーノにはさんで食べるところもあるそうです。


日本ではマイナーなものなので、なかなか出会うことも少ないと思います。

是非一度、この機会に食べてみてください。


さあ、Let's eat!!