2016年6月30日木曜日

『気まぐれな人参ケーキ』

TORTA DI CAROTA

 
現在提供中の気まぐれデザートは「人参ケーキ」
 
イタリア語で人参は「Carota」=カロータ
 
「Torta」=トルタはケーキ、タルト、パイなどの総称です。
人参と満月たまご、そして

 アーモンドの粉をたっぷりと使って焼き上げます。
 そして粉糖&レモン果汁でグラッサーレ(糖衣を掛けること)して
 砂糖で煮たレモンの皮でシンプルに飾り付け
 
ですが、
 
時々気まぐれに・・・
 ちょっとニシコらしくないデコレーションで仕上げる時もございます。
 
どちらが登場するかは気分次第?
 
(人参ケーキは7月上旬までの提供予定です。)
 
 


2016年6月23日木曜日

『”夏の扉”開けてみました。』

 
先週の土日は西小山編集室さん主催の街歩きイベント
 
『夏の扉』にひっそり且つ、さりげなく参加させて頂きました。
 
通常営業しながらの対応でバタバタしてしまいましたが
 
たくさんの方がニシコに寄って下さり
 
本当に感謝感謝でした。
 
 ニシコパンのバターサンドに
とっても暑い日だったのもあって
 
冷やし甘酒大人気でした!
 
こちらは通常メニューにございますので
 
気になる方は是非お試しください。
 
 
 
そしてそして
 
同時進行で作業するのは・・・

前日にご予約いただいていた
 
団体様お昼ごはん用のパニーノ14個!!
 
と、
別のご予約の”パニーノギフトBOX”
 
全種類バージョン!
 
ひたすらパニーノ作り、そして通常営業と
 
1日通してパニーノ&ニシコパン祭りでございました。
 
ご来店頂きましたお客様
 
ほんの少しでも”夏の扉”
 
開きましたでしょうか?


2016年6月16日木曜日

気まぐれメニュー更新!

PANINO

"BACCALA MANTECATO CON

  MELANZANA MARINATA E POMODORO"

新気まぐれパニーノは、イタリア・ヴェネツィアの名物メニュー
 
「バッカラ・マンテカート」が登場です。
 バッカラ=塩漬けにした干しダラ、
 
マンテカート=練る・混ぜる
(ここではバターやオリーブオイルを加えて、乳化しつつ混ぜ合わせる感じです。)
 
レストランでこれを仕込んでいた時は、干しダラを2~3日水に漬けてまず塩抜き
 
それから皮や骨を除いて、ニンニク・ローリエ・オリーブオイル・イタリアンパセリ等と共に
 
真空調理専用の袋に入れて閉じ、2時間ほど茹でます。
 
その後、ほぐした身と一緒に茹でたニンニクや茹で汁と共にミキサーで回し
 
すこーしずつ、オリーブオイルを垂らし入れながらひたすらかき混ぜる(約1時間)という
 
とってもとっても気の長い、とても時間のかかる作業でした。
 
今回はもう少しタラの身を残しつつ、パセリやキノコを加えて食感ある状態に仕上げています。
 
はぁ、説明長い・・・
 後はざっくり書きますと、素揚げしたナスをバルサミコ酢とオリーブオイルに漬けて
 
スライスしたトマトとはさんで出来上がり!
サッパリですが、結構おなか一杯になりますね。
 
 
 
さてお次はデザート、

DOLCE

" BUDINO DI CIOCCOLATO"

「ビターチョコレートプリン」
 材料はシンプルです。
 
ダークチョコレート・卵黄・リッチミルク・生クリーム
 
因みにお砂糖は入れません。
 
ココットにカラメルを敷いて生地を流し、
 
湯煎にしてオーブンへ
 
ここから低温で約1時間
 
  柔らかいプリン生地と
 
カカオの苦みをほのかに感じる大人なプリン
 
クリームを少しつけて食べるとまろやかな味わいになります。
両メニュー、どちらも6月後半まで?の予定です。
 
あと、今回プリンは柔らかくてテイクアウト出来ません。
 
是非、店内でまったりしながら食べて下さいー!
 
 


2016年6月10日金曜日

『コーヒー初心者のUN CAFFÉ, PER FAVORE! ②』

『ラテ』



 遡る事、4年半くらい・・・前

お店をOPENしてしばらく経った頃だったでしょうか?
 
週末のモーニングに時々いらっしゃる女性の方が来店されて
 
「ラテ下さい。」
 
とご注文を頂きました。
 
しかし、当時のニシコのコーヒーメニューは3つ
 
「エスプレッソ」「カプチーノ」「アメリカンコーヒー」
 
あとはソフトドリンク数種とグラスワイン
 
今でこそ、かなり種類のあるドリンクメニューですが
 
OPEN当初は本当に限られたドリンクメニューだったのです。
 
 
 
で、冒頭の「ラテ」ですが
 
さっそく用意してお客様のテーブルに届けると
 
「??? 私、ラテ頼みましたけど・・・?」
 
「はい、ラテ・・・、ホットミルクですよね?」
 
「いいえ、カフェラテを頼みました。」
 


 
ハイッ、
 
 
ここで私とお客様の間には

国と国を挟んだ認識の違いがありました。
 
「ラテ」と言う言葉
 
これはイタリア語で「LATTE」=ラッテ=牛乳の事です。
 
私は何の迷いもなくを牛乳を出してしまった訳ですが、
 
後で調べたところ、アメリカのスターバックスコーヒー等の
 
いわゆるシアトル系と言われている所では
 
カフェラテ=ラテと呼ばれていることが分かりました。

完全に私の勉強不足なのでした。

 
 以下、ちょっと簡単ではありますがまとめてみました(なぜか手書き・・・)

 
 簡単にまとめますと、まず読み方の違い
 
そして、ミルクがスチームミルク(蒸気で温めたミルク(泡なし))か

そのまま温めただけのミルクなのか

お店によってはフォームドミルクと呼ばれる蒸気で泡立てたミルクで提供する所もあるでしょう。
 
カッフェ・ラッテはイタリア語ですが、
 
イタリアのバール(Ber)と呼ばれるところでは「カッフェ・ラッテ」は実はかなりマイナーです。
(Ber(バール)=地元密着型のカフェ、喫茶店、キオスクの様なところ)
 
現地の人達は、カプチーノやラッテ・マッキャートを頼む事の方が多いです。
(↑このメニューに関してはまた後日ご紹介します。)
 
とりあえずイタリアで「ラテ」と言うと100%ミルクが出てきますので気を付けましょう。
 
これはもう、「ピザ」と「ピッツァ」の違いにも似ていて
 
アメリカ経由で入ったコーヒー文化と、イタリア直輸入の文化が混ざり合った
 
日本ならではの混沌さではないでしょうか?
 
 
さらにフランスの朝食時の定番「カフェ・オ・レ」が入ると増々ややこしい・・・
(レ(lait)=フランス語で牛乳)
こちらはたっぷりのコーヒーと温めたミルクを”カフェ・オ・レ・ボウル”に入れたメニュー。

国ごとにそれぞれ違いがあって面白いです。

さて、
 
どれも、それぞれに美味しい飲み物であることは確かですが、
 
コーヒーを飲まない⇒コーヒーショップに行かない人
 
または、シアトル系と言われるコーヒーショップにしか行かない人
 
そして、昔ながらの珈琲屋さん、喫茶店にしか行かない人
 
イタリアやその他外国の珈琲文化に触れて来た人

それぞれに認識の違いが大いにあると考えます。
 
しかし、今や主流はシアトル系
 
コーヒーを扱う者としてはその辺りは認識しておかなければいけないかもしれません。

多種多様な日本のコーヒー文化は素敵ですが、

お店も、注文するお客様もややこしくて大変ですねー。

じゃあ、ニシコではどうなのかと言いますと、

イタリアのコーヒーメニューを基本としているので、「カフェラテ」の代わりに

「カプチーノ」か「ラッテ・マッキャート」を案内させていただいています。
”ミルクの泡”がいらない方にはその都度対応していますので
 
お気軽にお申し付け下さい~。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2016年6月8日水曜日

『6月18&19日は西小山を歩こう!』

 
 
西小山編集室さんが素敵な企画を立ててくださいました。
 
名付けて
 

『夏の扉~素顔でめぐる散歩michi~』

 
西小山界隈を中心に巡る

街歩きイベントです。
( 内容はコチラ )
 微力ではありますが、

ニシコも参加させていただきます。
 
 当日は数量限定にて
米麹の甘酒」のミニサイズと
 
お米由来の天然酵母で作るフォッカッチャ「ニシコパン」のバターサンド
 
共にテイクアウト限定、各100円(込)にて販売致します。
 
参加店舗の書いてある月光舎さん作のMAPをお配りしておりますので
 
興味のある方は是非店頭にてお尋ねください。
 
因みに参加費や参加手続きはございませんので
 
どうぞお気軽にご参加ください。
 


2016年6月3日金曜日

『 It's a 西小山 World ⑪ ~ファットママ 編~ 』

 

 ようこそ『 It's a 西小山 World 』へ!


ここから少しの間、

目黒本町(平和通り商店街)を巡ります。
 
まずは

JAZZ喫茶の・・
 

『fatmama 』~ファットママ~

平和通り商店街の武蔵小山寄りにあるお店です。
昔ながらの老舗のような雰囲気で、
 
古くから営まれているのかと思いきや
 
ニシコと同じ2011年オープンでした。
(fatmamaは3月、ニシコ12月)
 
珈琲豆の量り売りは以前からやっていた模様
 
(撮影許可頂きました。)
 
 こちらはこだわりのコーヒーを楽しめます。

メニューに載っているブレンドコーヒーの名前が

JAZZ好きには嬉しいネーミングになっていて、
 
読んでいるだけでも楽しくなってしまいます。
更に コースターがレコードの形になっていて、
 
店主さんの音楽好きが伝わります。
そして、ここの素晴らしいところは
 
(多分ものすごく高音質の)オーディオの前でJAZZを聴くことが出来る事。
 
また、静かに過ごしたい方や
 
友人と談笑する人たちの為に
 
オーディオから離れた席も用意されています。
 
店主お勧めのJAZZを聴いたり
 
自分のリクエストや
 
お店の天井まで伸びる棚にある
 
店主さんが集めた2,000枚ものレコードから
 
好きなものを選んで聴くことが出来るので
 
JAZZ好きの方にはたまらないでしょう。
 
 
そしてもちろん、コーヒー以外にもソフトドリンクや
 
 オムライス、カレーライスなど喫茶店定番メニューもちゃんとあります。
 
 
残念なことにニシコとファットママは定休日が同じなので
 
普段は行くことが出来ません。
 
ただ、年に1・2度、祝日を利用してここに来ることがあります。
 
ニシコでもBGMはJAZZで
 
本当に知識が全くないので
 
勉強がてら時折楽しませていただいています。
 
こんな素敵なJAZZ喫茶が近くにあるなんて
 
ホント幸せだ~。