『PANINO "Boudin noir"』
新しい気まぐれパニーノは「ブーダンノワールのパニーノ」です。
(いきなり写真がブレてしまい失礼します。)
「ブーダンノワール」はフランスのシャキュルトリ(ソーセージやパテなどの食肉加工品)で
その中でも古くからフランス人に親しまれているものです。
本来、あまりパニーノの具として使うことのないものですが
今回、ちょっとした遊び心が湧いて使ってみました。
主な材料は豚の血・豚の背脂・玉ねぎ・スパイス
このような「ブラッドソーセージ」は
フランスはじめヨーロッパや東アジアで伝統的に作られてきました。
バターでソテーするとノワールの名の通り黒色に!
焼き目をつけてからオーブンで完全に火を通します。
本来はフレンチレストランやビストロで
林檎のコンポートを添えてナイフとフォークで食べますが
今回パニーノの具にするということで
食べやすい様に先に皮の部分を外し
フォカッチャパンの上にスライスして乗せて行きます。
上から甘さ控えめに作った林檎ジャム を塗り
塩と黒コショウ、トマト、レタスを挟んで完成です。
皆さんに受け入れて貰えるか心配だったのですが
これが意外と大好評!
癖もなく、レバーペーストのような味わいに
更に林檎ジャムが相性バッチリで喜んでいただけました。
今回、実験的な部分もあって
あまり量を仕入れてない為数量限定
無くなり次第終了とさせていただきます。
そして気まぐれデザートも新しくなりました。
” Torta di carote e mandorla”
「人参とアーモンドのケーキ」です。
ローストしたアーモンドをパウダー状にして
まんげつ濃厚卵、砂糖、レモン果汁、レモンの皮
そしてすりおろした人参を大量投下
型に流し込んで40分程焼きます。
しっとり焼き上がり
ニシコ定番のマスカルポーネ入り生クリームと
提供時にレモンソースをかけて提供しています。
こちらは10月下旬まで作ろうかなと
あくまで予定ですが
最近めっきり寒くなってきましたので
温かいカプチーノと一緒にニシコでほっこりしてください。